強くなりたい

双極性障害と共に生活してる23歳

双極性障害と診断されるまで②

1回目の休学

  7月ごろ休学してすぐ心療内科に行きました。私は食事をとることはできていましたがベットに横になる生活でほぼ毎日泣いたり死にたいという気持ちになっていました。

友達から心配のLINEがきても返す気力もなく(今思えば一言でも返せばよかったなと…)ただただ絶望の毎日。

心療内科で薬は出されましたが全く効いてる様子はなく、ふつうの鬱ではないと判断され総合病院の精神科を紹介されました。そこで双極性障害Ⅱ型だろうと診断され炭酸リチウムを飲み始めました。何もしないでゆっくり休んだおかげなのか薬を飲んだから落ち着いたのかわかりませんが10月、11月ごろには日常の生活を取り戻せるようになってました。

 そこで大学をやめるとか違う大学に編入することは全く考えず復学願をだし大学3年生から再スタートしました。今思えばここでもう少し考えて行動するべきだったと自分の病気を自分が理解してなかったんだなと感じますが、3年次も泣いたり、泣き叫んだりを繰り返しながらなんとか進級できてました。

 

2回目の休学

 4年生が始まってすぐ今までにない不安感、焦燥感に襲われ毎日がほんとに苦痛でした。たぶん4年生には大きな試験がいくつもあり自分を自分で追い詰めていたのでしょう。でもその時の自分はそんなことを考える余裕もなく、さらにグループディスカッションという自分にとって苦手な授業が私を限界にさせた。人と話すと汗がぶぁーっとでて声を出すと震え、顔がひきつり数日間はなんとか耐えましたが再び起き上がることができなくなってしまいました。

 そんなの甘えだなんて家族にも言われ、自分自身もそうなのかなと思えば思うほどどん底に落ちまた死にたいと思うようになってました。また同じことを繰り返したな、地元の友達は就職している人が多いのにどんどん置いていかれる気持ちになり包丁を手に取ったこともありました。

 でもそんなとき救いになったのは彼氏の存在でした。たぶんいなかったら今私はどうなってるかわかりませんが、私を好きでいてくれる必要としてくれる人がいてできること少しずつ頑張ろうと思えました。

 

 大学をやめると決心するまでは時間がかかりました。家族は当然反対、私も途中であきらめるのは嫌だと思っていましたが大学の先生に会いに行ったとき行くだけで汗が出て、吐き気がし、先生に会って話すだけで涙が勝手に出てくる、帰って暴飲暴食…そんな状態でさらにトラウマみたいになってしまい今の自分を一つ一つ大切に生きていきたいそう思い考えるようになりました。

 家族を説得するのは大変でしたが、まずは自分の心と体元気で入れるよう治療していきたいです。